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  2018年01月13日    

Shopifyでのトラッキング設定の基本

Shopifyでのコンバージョントラッキング設定の基本を解説します。基本を理解すれば、Google AnalyticsとFacebook Pixelの設定はもちろん、Google AdWords、Yahoo!タグマネージャー、criteo、Twitter、A8、アクセストレード、カルテなどの標準対応していないトラッキングも設定できるようになります。

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トラッキングとは?

ECの文脈でのトラッキングとは、ユーザーの行動やコンバージョン(購入完了やお問い合わせ完了)を追跡・計測することです。

Google AnalyticsやFacebookが提供する「トラッキングコード」をサイトに埋め込むことでトラッキングが可能となります。

データを正確にトラッキングするために

データを正しく計測する基本として、それぞれのトラッキングコードが重複なく、正しい場所に正しく埋め込まれていることを確認しましょう。
Google AnalyticsとFacebook Pixelは、後述する管理画面で設定すればちゃんと設定されますが、重複して埋め込んでいないか、入念にチェックしましょう。開発担当とのコミュニケーションミスでありがちです。

また、Shopifyと外部サービス(Google Analyticsなど)のタイムゾーンが一致していることを確認しましょう。タイムゾーンが一致していないと、集計時にズレが生じてしまいます。

Google AnalyticsとFacebook Pixelは超簡単設定

「拡張 e コマース」を含むGoogle AnalyticsとFacebook Pixelは、管理画面(オンラインストア > 各種設定)から設定が可能です。
むしろ、これ以外の方法で設定すると問題の種となり得ますので、「拡張 e コマース」を含むGoogle AnalyticsとFacebook Pixelはなるべくこの画面で設定しましょう。

「Use Enhanced Ecommerce」のチェックを入れることで、「拡張 e コマース」が有効化されます。

どんなトラッキングコードにも対応するために

コンバージョン完了ページとオーダーステータスページ

Google AnalyticsとFacebook Pixel以外の高度な設定のためには、まずは
・コンバージョン完了ページ(購入完了ページ、サンキューページとも呼ばれます)と
・オーダーステータスページ
の区別が重要となります。

ストアのお客様の購入フローの最後に来るのがコンバージョン完了ページで、URL末尾に/thank_youが付いています。このページは性質上1回しか表示されません。多くのコンバージョンコードはこのページで発火させることが必要となります。

オーダーステータスページというのは、コンバージョン完了ページと見た目は同じですが、2回目以降にこのページを訪れた際に表示されるページのことでURLが変わります。

URL構造はそれぞれ、下記の通りです。12345678の箇所はShopifyストアごとに固有です。
・コンバージョン完了ページ: https://www.your-store.com/12345678/checkouts/生成されるid/thank_you
・オーダーステータスページ: https://www.your-store.com/12345678/orders/生成されるid

Additional scripts機能

コンバージョン完了ページとオーダーステータスページに独自のコンバージョンコードを足せるのが、Additional scripts機能です。

管理画面のSettings > Checkout画面の真ん中よりちょっとしたの部分にあります。

Shopifyの管理画面日本語化プラグインを使っている場合は、「追記事項」と書いてある箇所です。

多くの場合は提供されたコードを貼り付ければ良いだけですが、あらかじめ <script type="text/javascript"> と </script> で囲まれているわけではないので、<script>タグは自分で書きましょう。

重要な点としては、オーダーステータスページでもコンバージョンコードが発火してしまうとその都度のアクセスを過剰にコンバージョンとして計測してしまいますので、コンバージョン完了ページでのみ発火させるべきコンバージョンコードを埋め込む場合は、そのコードを下記のfirst_time_accessedプロパティのif文で囲むようにしましょう。

{% if first_time_accessed %}
  コンバージョン完了ページでのみ発火させたいスクリプト
{% endif %}

最後に

Shopifyでのトラッキング設定の基本について解説しました。
これでGoogle AnalyticsとFacebook Pixelはもちろん、広告(Google AdWords、Yahoo!タグマネージャー、criteo、Twitterなど)、アフィリエイト(A8、アクセストレードなど)やEC用ツール(KARTEなど)のトラッキングも設定可能です。

最後に、一番重要なのは、実際にコンバージョンのテストをすることです。
本番環境でも躊躇せずにテスト注文し、ちゃんと計測されているかを確認しましょう。

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フラッグシップはグローバルECとShopifyに特化した、マルチリンガルなWEBテクノロジーの会社です。基幹システ...



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