Shopifyはどんな機能でも段階的にリリースしていくことが多いですが、大掛かりな機能は使える国や通貨が制限されていることもあります。例えば、USDに設定した場合のみ使える機能があるということです。
今後、日本のストアが使える機能が増えていきますが、記事を書いている2017年12月時点で日本では使えない機能を紹介します。
Instagram連携
Instagram iOS/Androidアプリ内の投稿内にShopify上の商品を連携させ、アプリ内で商品を販売することの出来る機能です。
アメリカでも、まだ一部のマーチャントにしかリリースされていないませんが、徐々に利用できるマーチャントを増やしていくとのことです。追加費用はかかりません。
デモビデオです ↓
Amazon連携
Amazon.com をセールスチャネルとしてShopifyストアに追加すると、Shopifyに登録済の商品からAmazon.comでも売る商品を選べ、在庫・受注ともにShopifyの管理画面内に中央管理可能です。
出品できるAmazon.comのカテゴリは全てではなく制限されていますが、定期的に連携可能カテゴリが増えています。
実は販売通貨をUSDに設定するとAmazon.com連携は使えます。
今後の期待としては Amazon.co.jp の販売チャネル連携ですね。
Shopify Payments
決済プロバイダーとしてShopify Paymentsを導入した場合、Shopifyのトランザクション手数料が0%となります。例えばAdvanced Planでは現状トランザクション手数料が0.5%ですが、これが0%となるので、事業者にとっては大幅なコストダウンとなります。
Shopify Paymentsの裏の仕組みはStripeですが、決済手数料はStripe単体で使うよりも安く設定されています。
日本で導入する話が進んでいるようで、具体的な決済手数料はそのタイミングで発表される見込みです。
Shopify POS
Shopify POSがあると、オフラインの店舗での決済の受付に利用可能です。
オフライン・オンライン双方の在庫を共通管理し、売上レポートも共有利用できるので、在庫を分けたり、集計を統合したりする手間が大幅に省けます。
Shopify POSに関わるハードウェアは、カードリーダーやレシートプリンターなど、色々と用意されています。
Shopify POSのハードウェア例:Chip and Swipe Reader
Chip and Swipe ReaderをBluetoothでスマホやタブレットにつなぎ、店舗やポップアップストアなどで、POS連動した受注が可能です。Visa, Mastercard, Amex, Discoverに対応。
なお、Shopify Paymentsの導入が前提となります。
どんどん進む日本対応
2017年に入り、Shopifyの日本へのローカライズと、従来使えなかった機能の日本対応が急速に進んできました。
本記事で紹介した機能はそれぞれに法律や開発などのハードルが色々とありそうですが、これまでも日本では難しいと思われていたことが続々と実現してきており、今後にも大きく期待しています。
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フラッグシップはグローバルECとShopifyに特化した、マルチリンガルなWEBテクノロジーの会社です。基幹システ...
カテゴリ: Shopify Japan・日本での利用
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フラッグシップはグローバルECとShopifyに特化した、マルチリンガルなWEBテクノロジーの会社です。基幹システムや倉庫との Shopify 連携、独自 App 開発なども...
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