2017年04月20日
Shopifyのカンファレンス「Unite 2017」参加レポート
Shopifyのパートナー&デベロッパーカンファレンスであるUnite 2017の参加レポートです。
Shopifyのパートナー&デベロッパーカンファレンスであるUnite 2017の参加レポートです。
Uniteは、Shopifyのパートナー&デベロッパーカンファレンスです。
"Plan the future of commerce"というスローガンの元、世界のEC市場全体の展望や方法論から、Shopifyのエコシステムの中でのノウハウの共有までが行われました。
Uniteは2017で2回目となり、今回はサンフランシスコのFort Mason Centerを会場に、2017年4月20日〜21日の二日間で実施。会議の最後にアナウンスされましたが、来年はトロントで開催とのこと!
参加者はShopify利用者(マーチャント)ではなくパートナー&デベロッパーに限定され、意外だったのは皆さん丁寧に名刺をお持ちで、出会った9割以上の方とは名刺交換しました(笑)
日本だけの文化と良くからかわれていたので、TPOの問題だけなのかな、、と再認識。
格好良いタッチ+スワイプに両方対応したPOS連携用ハードウェアが発表されました。
従来のタイプのものはチップ読み込み型とスワイプ型が別端末で、しかも反応に優れていないという問題意識から、統合型+ちゃんとデザインしたプロダクトとして作ったとのことでした。
SHIPPING JUNE 2017ですが、現在はまだ北米でしか使えません。
- Marketing Events API
- Reporting API
- Resource Feedback API
- Draft Orders API
- Storefront API
ShopifyのAPIにリクエストを送るにあたり、REST APIではなくGraphQLへのリクエストが可能となりました。従来のREST APIでは、一つの処理に例えば4リクエストが連続的に必要で、処理にも2-3秒かかっていたものが、GraphQLでは1リクエストにて、ミリ秒の世界で処理が完了できるようになったとのこと。
"Flow"を使うと、ECサイト運用のワークフローの中での各種トリガーを基点に、IFなんとかDOなんとかなロジックをGUIベースのツールで作れるようになれます。
Plusストアしか使えませんが、いろいろな可能性(自動化、外部連携)が直感的に感じられる機能で、リリースが楽しみです。
Shopify Scriptsに新しくPayment Scriptsが加わり、例えば「(条件)特定の国では(結果)この決済手法を隠す」などの設定が可能となります。
ちなみに既存のShopify Scriptsは月次で1億回以上の実行があるそうです。
一度ホテルに戻ってから、8PM〜12PM開催のShopify Unite After Partyに各々のタイミングで向かいました。
"Take the path that lead to more entrepreneurs"
San Francisco City Hallにて。
City Hallでこんなあしらいのイベントが出来るなんて・・
Unite 2日目はサンフランシスコダウンタウンの停電(9AM台〜3PM前まで)により、ホテルのエレベーターは止まり、信号はつかず(その場合、信号は一時停止サインの役割に変わるとか。普通に走ってます)、それでもUniteは開催するかと思いきや、消防法?かなんかで、カンファレンスの主要な施設が使えず、数時間外で待っているような状況でした。
1日目のカンファレンスとアフターパーティーでお腹いっぱいだったので、正直ちょうど良いくらいだったかもしれません。。笑
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