Shopifyのパートナー向けカンファレンスであるUnite 2018(2018年5月7日-9日開催)では、例年のごとく怒涛の新規リリース発表及び予告がありました。この記事では、国内マーチャントにすぐに影響のある新リリースについて紹介します。
UniteはShopifyのパートナー向けカンファレンスで、2018はトロント（カナダ）で開催されました。3回目ですね。
Uniteはカンファレンス形式で、基調講演からマルチトラックのトーク、ワークショップなど様々な教育的なイベントが用意されており、また世界中から集まったパートナーが交流する場所でもあります。
トークは後からネットで見れるので、やはり人と人との交流が一番価値がありますが、とはいえ新機能リリースを現場で聞くのはアガりますね笑
３機能紹介します。
日本語が一番最初にリリースされたので、「設定 > アカウント > 個別アカウント」で管理画面の閲覧言語を選択できる機能であるマルチリンガル管理画面については日本の皆さんはご存知だったとは思いますが、世界に対して日本語をはじめ管理画面、そしてShopifyがマルチリンガル対応すると発表され、注目が集まりました。
世界中のアプリやサービス提供会社が、プロダクトの日本語対応や日本進出の準備を進めている状況なので、今後一層Shopifyが使いやすくなることが予想されます。
ダイナミック チェックアウト（Dynamic Checkout）は、「カートに入れる」ボタンの代わりに「すぐに購入」ボタンを出す機能です。
何がダイナミックなのかと言うと、実は最初は「Buy Now」ボタンが表示されており、その後ユーザーが下記のいずれかの支払い方法を選択すると、以後はその支払いボタンが出るようになります。
・Amazon Pay
・Apple Pay
・PayPal
単品購入のプロセス加速が意図ではありますが、パーソナライズの要素も入っている点がダイナミックということです。
デフォルトのBUY NOWボタン（デザインはCSSで調整可能）
Apple Payのボタンが表示されている例。
1商品だけで支払い画面に進むため、全てのECに最適とは思いませんが、単品ECサイトや、ほとんどの人が1商品しか買わないサイト、また決まった商品のリピートが多いサイトなどと相性が良いですね。
Buy One Get One Free（BOGO）仕様のクーポンが作れるようになりました。
コンバージョン、平均購入単価の向上や、捌けさせたい在庫の消化など、様々な活用方法があります。
管理画面の「ディスカウント」セクションからすぐにでも設定出来る状況です。
Uniteでは20程新機能が発表されていたので、ここで紹介したのはほんの一握りです。
それぞれまた紹介していきますでの、楽しみにしていてください^^
出典：
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