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  2018年05月29日    

shopifyの手数料が0%になるshopify ペイメントに切り替えてみました

shopify独自のクレジットカード決済システムshopify paymentの利用が日本でも可能となりました。stripeからshopify paymentへの切り替えを行ってみました。

Hiroto Komatsu

今まで一部の国でしか利用できなかったshopify paymentがとうとう日本でもスタートしました。
shopify paymentとはshopifyから用意されたクレジットカード決済手段で、今までstripeのクレジットカードの手数料の他にshopify側に支払っていた従量手数料(0.5〜2%)が無料になります。

stripeからshopify paymentへの切替方法

切替方法は非常に簡単です。shopifyの決済設定画面にshopify paymentの案内が出ていますので、案内に従い数クリックで作業は完了します。

クレジット決済管理にshopify paymentの案内が表示されています。

前の画面から遷移するこちらの画面にある切り替えボタンを押すだけで切り替え完了

shopify payment導入後のクレジットカード設定画面。

切り替え後には振込のための情報を入力する必要があります。従来クレジットカードの売上はstripeから振り込まれていましたが、shopify paymentに切り替えるとshopifyから振り込まれる形になると思われます。
法人番号は任意と書かれていますが、入力をしないと先に進めませんでした。日本で調べると13桁の番号が表示されますが、上一桁を除いた12桁の番号を入力します。

shopify paymentの切り替え後に詳細情報を入力する必要があります。(この情報は入力しなくても正常に決済はできてますが、shopifyからの入金などに必要になる情報のようです)

お客様の決済フローにおける変更点

決済フローについてはログイン購入・ゲスト購入ともに従来と大きな変更は無いようでした。
私の導入したショップにはGoogle Payが導入されていませんでしたが、shopify payment導入後はデフォルトでGoogle payが導入されているようでした。

shopify payment導入後にGoogle Payのボタンが表示されました

Google Payを選択するとshopifyにはクレジットカード情報の登録が必要ありませんでした。


以上、stripeからshopify paymentへの切り替えを行ってみましたが、思った以上に簡単に手続きができました。
また、shopify paymentの裏側の仕組みはstripeで動いていることもあり、stripeのクレジットカード決済を使用していたときと決済フローに差異もなく、導入することによるリスクはほとんどなさそうです。万が一shopify paymentに変更しても、stripeにもすぐに戻せそうでした。
shopify手数料が0%になるという圧倒的なメリットを享受できるため、導入してみるのがおすすめです!!
shopifyとstripeのマーチャント目線に立った素晴らしい提携ですね。

shopify paymentからstripeにはすぐに戻すことができる

入金タイミングや確認方法の変更

今までstripeを使っていた場合はstripeの管理画面で入金タイミングや入金された内容を確認することができました。しかし、shopify paymentsに移行するとstripeにはshopify paymentsには決済情報が入ってこなくなり、stripeの管理画面を使用しなくなります。
入金タイミングは毎週金曜日に固定され(変更不可)、shopifyのpayout画面にて銀行口座への入金履歴の詳細を確認することになります。

Hiroto Komatsu
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花咲けピクチャーズという会社でWebやアプリの開発、Shopifyの構築を行なっています。
カテゴリ: ペイメント


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